オガワ ジュンコ   OGAWA JUNKO
  小川 純子
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/09
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 小児がんの子どもの入院環境 10年前の調査との比較
執筆形態 共著
掲載誌名 小児がん看護
掲載区分国内
巻・号・頁 14(1),40-48頁
担当範囲 研究計画立案、調査用紙作成
著者・共著者 ◎竹内幸江,内田雅代, 白井史, 小原美江, 竹之内直子, 平田美佳, 野中淳子, 小川純子
概要 本研究の目的は、小児がんの子どもが入院している環境の実態を把握することと、10年前の調査結果と比較して課題を明らかにすることである。全国の小児がん患者が入院している108施設を対象に質問紙調査を行ない、84病棟から回答を得た。10年前と比べて、小児がんの子どもにかかわる医療スタッフでは、専門看護師、認定看護師、保育士、理学療法士、作業療法士などが増えていた。入院生活環境では、プレイルームの設置が増えており、小児がんの子どもは利用できないという病棟は減っていた。思春期の子ども専用の部屋がある病棟は11.9%であった。面会では、きょうだいと友人の面会を認めている病棟が増えていた。付き添う家族への配慮にはあまり変化がみられなかったが、家族専用の食事室と浴室の設置が増えていた。小児がんの子どもの入院環境として人的な環境は整ってきており、遊びや学習、面会などの生活環境も、体制の整備、制限の緩和などがされていた。