教員情報 |
ササキ トモエ
佐佐木 智絵 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 慢性心不全患者の日常生活における活動の調整 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 兵庫県立大学大学院 看護学研究科 |
概要 | (学位論文)
慢性心不全患者が行っている、日常生活における活動の調整の体験と意味を、解釈学的現象学の手法を用いて明らかにした。 、【心臓の正常性を証明する】、【新たな身体に合わせて通常性を修復する】、【活動できる範囲に止(とど)める】、【活動の範囲を狭める】、【不全になった心臓を動かす手立てをとる】、【心臓を休める時間を持つ】、【通常性を保つためにし続ける】、【日常性を保つために身を休める】、【住まい方の中にいる】、【住まい方を作り直す】という、慢性心不全患者の日常生活における活動の調整の 10 のテーマが抽出された。 慢性心不全患者の日常生活における活動の調整という振る舞いの様態は『不全に陥り動きにくくなった心臓を、動かしたり休めたりというような活動の調整をしながら、如何に通常性を保ち、身についている技能を使って投げ入れられた状況を生き抜くか』というものであった。 |