教員情報 |
ヤマニシ テツヤ
YAMANISHI TETUYA 山西 哲也 所属 淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/08 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 不登校生徒における情意領域の変容-体育授業でのバドミントン指導の実践から- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 「学校教育研究」 |
出版社・発行元 | 日本学校教育学会 |
巻・号・頁 | 第24巻,212~223頁 |
概要 | 本稿は,不登校生徒の内面に潜ませている活動エネルギーの放出を促し,内面の安定化を得ていく内的過程の切掛けと成る身体活動を,教科体育に依って「楽しさが感じられる授業」を展開して行く事で,不登校生徒の情意領域を育成し,授業参加意欲の向上を目的とする。 その結果,授業参加意欲が高まり,価値観を見いだしたことで教育効果が現れたと考えられる。また,情意領域の「価値観」を得るまでのプロセスのひとつが本研究で明確になった。 そして生徒に価値観を抱かせるには①課題の難易度の配慮,個別指導での気配り,②焦らずに気長に待つ姿勢と生徒の上手く出来ない事へのストレス緩和に心掛ける,③技能が分かり,活用して行けるとした理解力・思考力を伴わせ,身体の動きを意識出来るレベルまで高めるのが必要であることを本研究から示唆できた。 |