教員情報 |
ヤマモト イサオ
YAMAMOTO ISAO 山本 功 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/11 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 社会問題の「場」: クレイムとアリーナ(査読付き研究ノート) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 現代社会理論研究会編『現代社会理論研究』 |
出版社・発行元 | 人間の科学社 |
巻・号・頁 | 6,181-192頁 |
概要 | キツセ=スペクター『社会問題の構築』に始まる構築主義の社会問題研究における「社会問題の場」の問題を論じたものである。キツセらのクレイムの記述は相互作用論的・時系列的であるのに対し、パブリックアリーナは静的・共時的であると位置づけ、クレイムの分析にあたってキツセ=スペクターとパブリック・アリーナモデルの立場がどのように異なるのかを明らかにした。経験的研究においてもそうした差異が意識されず、同じ「構築主義」を名乗りつつもクレイムの分析にあたっては視座が異なっていることを指摘し、経験的研究を指向する分析概念として、社会問題の場における「観客」と「受け手」の概念峻別を主張している。(レフェリー付き論文) |