セリザワ タカナリ   SERIZAWA TAKANARI
  芹澤 高斉
   所属   淑徳大学  コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011/03
形態種別 学術論文
標題 漁業管理の制度的側面に関する一考察(論説)
執筆形態 共著
掲載誌名 三重中京大学地域社会研究所報
巻・号・頁 (第23号),227-238頁
著者・共著者 執筆者:芹澤高斉、高橋保幸
概要 生物経済学的モデルであるClark and Munro(1975)を発展させたChand 他(2003)モデルに依拠して、最適な漁業管理政策について理論モデルによる分析を行い、制度基盤の作成の重要性について提言した。 本人担当箇所:(222-238項)
モデル分析と最適漁業管理の条件を示し、その実現のための一つの制度的な枠組みとして、個別譲渡性割当(ITQ)についてモデル分析を行い、検討した。そして、漁業者が危険回避的である場合、漁業者の生産量が社会的に望ましい水準と比較して低いものとなり、割当市場が非効率になることを示した。さらに、資源管理主体が漁業者の初期配分を調整することにより割当市場が効率的になる可能性があることを示した。