教員情報 |
タナカ ノリヒロ
TANAKA Norihiro 田中 則広 所属 淑徳大学 人文学部 表現学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/08 |
形態種別 | 解説 |
標題 | 韓国最高裁、労組幹部のメールなど「盗み見」で、MBC経営側に損害賠償命じる |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 放送研究と調査 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 66(8),104-104頁 |
概要 | 社内のセキュリティープログラムを利用して職員の電子メールなどを盗み見していたとして、MBCの労働組合が経営陣を相手に起こした損害賠償請求訴訟で、韓国の大法院(日本の最高裁判所に相当)は5月27日、MBC経営陣に対し、全国言論労働組合と全国言論労働組合MBC本部に1、500万ウォン(約140万円)ずつを、また、労組の幹部2人に150万ウォン(約14万円)ずつを支払うよう命じるなど、原告勝訴の判決を下した。今回の事案は、2012年にMBCの労組が公正な放送の実現を求めて170日間に及ぶストライキを行った際に発生したもの。全国言論労働組合MBC本部は、経営側が社内ネットワークにセキュリティープログラムを設置し、これによって職員らの同意なしに電子メールなどをチェックしていたのは、「情報通信網利用促進および情報保護等に関する法律」に違反するとして、2013年に損害賠償請求訴訟を起こした。これに対しMBC側は、ハッキング防止と社内ネットワークから資料が流出しないようにするためのものであったと反論していた。 |