教員情報 |
タナカ ノリヒロ
TANAKA Norihiro 田中 則広 所属 淑徳大学 人文学部 表現学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/11 |
形態種別 | 解説 |
標題 | 韓国テレビ各社、地震速報最大18分遅れ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 放送研究と調査 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 66(11),83-83頁 |
概要 | 9月12日、韓国では観測史上最大規模の地震が発生した。その際、地上放送や総合編成チャンネルなど主要10チャンネルの地震速報が、韓国気象庁の発表時刻から平均で7分、最大18分遅れたことが分かった。野党「共に民主党」のユ・スンヒ(兪承希)議員は同月21日、主要10チャンネルの地震速報を分析した結果、韓国気象庁の発表から平均で7分遅れたことを公表するとともに、10秒以内に地震速報を放送するため韓国気象庁と放送局をつなぐ地震自動字幕送出システムが十分に機能していなかったと指摘した。ユ議員によると、最初の地震速報ではMBCの18分を筆頭に最小のKBSの2分まで、すべてのチャンネルで遅延が生じたほか、2回目の地震発生でも、韓国気象庁は午後8時34分に発表し、KBSとJTBCはすぐに速報を伝えたものの、SBSは17分の遅れが生じた。今回のテレビ各社の対応について、災害報道が専門の韓国・ソンムン大学のイ・ヨン(李錬)教授は「各社とも経験が不足しており、初期対応がスムーズではなかった。非常時に人々がとるべき行動の指針を持続的に、反復して伝えることが大事な役割であることを肝に銘じるべき」と述べている。 |