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教員情報 |
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ヤマグチ コウジ
YAMAGUCHI KOJI 山口 光治 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2016/09 |
| 形態種別 | 学術論文 |
| 標題 | 施設従事者等による高齢者および障害者への虐待防止研修のあり方に関する一考察-受講者の主体的な学びを目指して- |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 淑徳大学大学院総合福祉研究科研究紀要 |
| 出版社・発行元 | 淑徳大学大学院総合福祉研究科 |
| 巻・号・頁 | (23),59-79頁 |
| 概要 | わが国における施設従事者等による高齢者虐待と障害者虐待の発生は、近年増加の傾向を示している。そして、その施設従事者等に対する虐待防止に資する研修は、各施設や事業所単位、あるいは自治体や職能団体等の主催で実施されている。筆者はこれまで、施設従事者による高齢者虐待と障害者虐待の防止のための研修に関わってきた。その取り組みを振り返るなかで、虐待防止研修の目的は、虐待そのものをなくすことを目指すのではなく、利用者の「その人らしい暮らしの実現」をめざすことにあること。そのために従事者は、主体的に日々の福祉実践を振り返り、グループワークを通して「利用者を中心に置いた支援」のあり方を模索し、実践の根拠を確認しながら学びあう機会が研修であること。また、従事者の持つ支援力をエンパワリングし、内側から変化を促すことも研修の意義であることなどが明らかになった。そして、受講者のニーズに合わせたオーダーメイドの研修を企画・実施する必要があることを提案した。 |
| ISSN | 1880-7755 |