教員情報 |
オガワ ジュンコ
OGAWA JUNKO 小川 純子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 看護学生の子どもの理解を促す教育方法の試みとその効果― 親子の協力を得た身体計測・発達評価演習 ― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 淑徳大学看護栄養学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 14,35-44頁 |
担当範囲 | 計画立案、実施、分析、論文執筆 |
著者・共著者 | 小川純子,伊藤奈津子,鵜野澄世,安藤涼 |
概要 | [目的]本研究の目的は、親子の協力を得た“身体計測・発達評価演習”の学生の学びを明らかにし、対象理
解や関わり方の実践能力を養う教育方法を検討することである。 [方法]2年次後学期科目である小児看護援助論Ⅰにおいて①基本的な技術の習得、②受け持ち事例に関わる 準備、③④実際の親子が参加しての身体計測と発達評価演習、⑤実際の子どもの身体計測と発達評価を通し ての学びの共有の5コマ(90分/1コマ)で構成した“身体計測・発達評価演習”を開発した。2019年度の 淑徳大学看護栄養学部2年次学生のうち研究協力に同意が得られた69名(66.3%)の事後レポートの記述を 対象とし、質的に分析した。 [結果]学生の学びに関する218 の記述から15 サブカテゴリ、4カテゴリが抽出された。学生は、【体験を通 しての実感】を得られたことで【対象理解】や【対象との関わり方】、【身体計測・発達評価の効果的な方法 や工夫】の理解につなげることができていた。 [結論]学生は、直接子どもと親と関わり、子どものリアルな反応に直面することで、子どもの特性と成長・ 発達段階を肌で感じる機会になり、理解を深めることができた。 |