|
教員情報 |
|
ゴウホリ ヨゼフ
Josef GOHORI 郷堀 ヨゼフ 所属 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
|
| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2025/09 |
| 形態種別 | 学術論文 |
| 標題 | 過疎地における学校統廃合の多面的考察 : A地域における小学校統廃合と合意形成の実態 |
| 執筆形態 | 共著 |
| 掲載誌名 | 淑徳大学大学院総合福祉研究科紀要 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 淑徳大学 |
| 巻・号・頁 | 32,181-200頁 |
| 著者・共著者 | 松山美紀、髙梨美代子、山根修、郷堀ヨゼフ、結城康博 |
| 概要 | 本研究は,過疎化が進むA地域を事例に,小学校統廃合の議論が住民や地域社会に及ぼす影響を多角的に捉え,その合意形成の困難さを明らかにした。インタビュー調査では,児童数の減少が招く小規模校の利点(個別指導やアットホームな雰囲気)と,課外活動の成立困難や保護者・教員への負担増といった欠点の双方が浮き彫りとなった。また,学校が地域コミュニティの象徴的存在であることから,「廃校=地域衰退」と感じる住民の抵抗感が強い一方で,教育機会の拡充を期待して統合を前向きに捉える声も存在する。しかし,行政への不信感や情報不足,住民同士の価値観の多様性によって合意形成は難航していた。さらに,地域そのものが抱える高齢化・人口減少・移住者受け入れ体制の不備などの問題も,統廃合に対する意見を大きく左右している。以上の結果から,小学校統廃合は教育政策だけでなく,地域再生やコミュニティ維持の文脈を含めた包括的視点と丁寧な対話プロセスが不可欠であることが示唆された。 |