教員情報 |
ヤオイタ シュンペイ
YAOITA SHUNPEI 矢尾板 俊平 所属 淑徳大学 地域創生学部 地域創生学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/09 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 格差と経済政策 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 中央大学出版部 |
担当範囲 | 連携と共創の地方創生―"ちば"共創都市圏を事例に |
著者・共著者 | 中央大学経済研究所経済政策研究部会 |
概要 | 本稿の目的は、全国で取り組みが進められている地方創生の取り組みを、自治体単位の取り組みとしてではなく、広域の地域圏(経済圏)の視点で捉え、検討することにある。都市の「コンパクトシティ化」は、行政、医療、商業、住宅などの都市の機能を、都市の中心部に集中させることにより、都市の効率性を高めることを目指す都市計画である。またコンパクト化に加え、検討が進められているのが「ネットワーク化」である。単一の地域や自治体が、「フルセット」で機能を有するのではなく、複数の地域や自治体が、それぞれの「強み」を活かしながら、役割と責任を相互に果たしていくような機能分化を進めていくことが経済的な効率性を高める可能性がある。本稿では、このような都市政策の流れを踏まえ、現在、千葉市が取り組もうとしている「“ちば”共創都市圏」の発想に基づき、地域圏としての地方創生の取り組みについて検討した。
(連携と共創の地方創生―"ちば"共創都市圏を事例に(pp.231-247)を担当) |