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        教員情報 | 
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            ヤマグチ コウジ
            YAMAGUCHI KOJI 山口 光治 所属 淑徳大学 総合福祉学部 社会福祉学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授  | 
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| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2017/09 | 
| 形態種別 | 学術論文 | 
| 招待論文 | 招待あり | 
| 標題 | 高齢者の虐待防止に向けての取り組み~教育の立場から~ | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 介護福祉 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 公益財団法人社会福祉振興・試験センター | 
| 巻・号・頁 | 平成29年(秋号(No.107)),59-69頁 | 
| 著者・共著者 | 山口光治 | 
| 概要 | 虐待防止は、虐待状況を早期に発見し、適切に介入することが重要であることは言うまでもないが、それに加えて未然防止の取り組みも重要となる。いや、むしろ未然防止にこそ注力しなければならないものといえよう。つまり被害者を出さないことが重要であり、そのためには虐待者を出さないことが肝心だからである。そのための鍵になるものは、やはり従事者への教育・研修であると考える。
 これまで多くの虐待防止研修に関わってきた。養護者による虐待防止のための研修もあるが、社会福祉や介護福祉に従事している方々の、専門職自身が虐待者にならないための教育・研修にも関わってきた。また、教員として養介護施設等に就職する前の大学等において、福祉や介護を学ぶ学生に対しても権利擁護や虐待防止に関わってきた。その拙い経験を踏まえ、本稿では高齢者に対する従事者による虐待の防止に向け、どのような教育・研修が必要で、それをどのように提供していけばよいかについて課題提起し、従事者の虐待防止教育のあり方について私見を述べてみたい。  |