教員情報 |
ナガサカ イクヨ
NAGASAKA IKUYO 長坂 育代 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 糖尿病看護領域における看護診断と看護介入・成果の実際 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 看護診断 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 11(1),29-39頁 |
担当範囲 | データ収集 |
著者・共著者 | 山本裕子, 林田麗, 小笠原知枝, 久米弥寿子, 高橋(長坂)育代, 岡崎寿美子, 古橋洋子, 長谷川智子 |
概要 | 糖尿病看護領域に焦点を当て,看護診断,看護介入および成果について使用頻度から実態を明らかにし,今後の課題を検討することを目的とした.糖尿病患者の入院看護記録50例を対象に,看護診断ラベル,診断指標,関連因子,看護介入・成果,患者の属性を抽出し,分析した.その結果,使用されていた看護診断ラベルは【非効果的治療計画管理】と【知識不足】であった.診断時にはNANDA診断指標との照合が行われていたが,用いられた診断指標は2つの診断ラベルともに平均1.5項目未満であった.関連因子はNANDA以外のものが多く使用されていたが,NANDAの関連因子を糖尿病患者の特徴をとらえて具体的に表したものもあった.また,看護診断の選択において,心理社会的視点が十分ではない可能性が示唆された.看護介入・成果は導入過程にある現状を反映し,用語表現の抽象度がさまざまであった.以上のことから,糖尿病看護領域における診断-介入-成果の知識体系の整備の必要性を提案した。 |