ナカノ マサアキ   
  中野 正昭
   所属   淑徳大学  人文学部 表現学科
   職種   教授
言語種別
発行・発表の年月 2023/12
形態種別 著書
標題 林摶秋全集(全12巻)
執筆形態 編著
掲載区分国外
出版社・発行元 国立台湾文学館、書林出版有限公司
著者・共著者 編者:林摶秋作、石婉舜、日本語編者:中野正昭、黄馨儀、杉森藍
概要 『林摶秋全集』(全12巻)の日本語編集を担当。林摶秋(1920-1998)は、台湾桃園出身の台湾を代表する劇作家、映画監督。戦時期の日本に留学し明治大学で学んだ後、東宝映画製作所で助監督、軽演劇の「ムーラン・ルージュ新宿座」文芸部で劇作家として活躍した。昭和18(1943)年に台湾に戻り、小劇場運動を展開したことから「台湾新劇の父」、昭和23(1958)年には玉峰影業公司(映画会社)を創業し、戦後の台湾映画の基礎を築いたことから「台湾映画の父」と称さた。現代の台湾文化史における重要人物であると同時に、日本・台湾をつなぐ芸術・娯楽上の貴重な存在である。本全集は林の戯曲、映画シナリオ、随筆等を収めたもので中国語・日本語併記で刊行された。中野は、林の日本での活動調査、林が日本語で執筆した原稿の校正編集を行った。