教員情報 |
オオハシ ヤスシ
OHASHI YASUSHI 大橋 靖史 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/09 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 心理学教育に関する学生ニーズの検討 -学部学生・大学院生を対象として調査から- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 淑徳大学大学院研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (26),39-55頁 |
担当範囲 | 全体のまとめ |
著者・共著者 | ◎大橋靖史・神信人・中坪太久郎・小川恵・千葉浩彦・前田寿紀・岩井阿礼・金丸智美・久保田美法 |
概要 | 本研究では、大学生・大学院生の心理学教育に対するニーズを明らかにするため2つの調査を実施した。研究1では、学部学生を対象に進学動機や心理学教育に対する認識、ニーズ等に関する質問紙調査を実施した。研究2では、大学院生を対象に学部教育と大学院教育の連携に関するインタビューを実施した。その結果、興味関心がある授業と就職のための授業を区別する対処を学生が行なっていること、早い段階で将来の見通しを学生が持てるような対応をしていくことが必要なこと(研究1)、および学部学生と大学院生とでは求める学びに違いがあること、大学院では学びの捉え直しが生じること、資格取得のための受身的動機が強いこと(研究2)が明らかとなった。以上のことから、インターンシップやボランティア体験を通じ、授業で学んだ心理学を積極的に活用する機会を学びの中に設けることによる、理解の前倒しが心理学教育には有効であると考えられる。 |