教員情報 |
ナカノ マサアキ
中野 正昭 所属 淑徳大学 人文学部 表現学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 古川ロッパ 連用日記 翻刻(昭和二十年七月一日~九月三十日) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 演劇研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館 |
巻・号・頁 | (47),47-69頁 |
著者・共著者 | 中野正昭 |
概要 | 古川ロッパ(1903-1961)は昭和を代表する喜劇人であると同時に、その膨大な日記が昭和の娯楽文化に関する貴重な歴史的史料として評価されている。日記は『古川ロッパ昭和日記』全4巻(晶文社)として刊行されたが、このうち昭和20年7月28日から9月3日までは原資料が紛失状態であるため活字化されてなかった。日記原本は現在早稲田大学坪内博士記念演劇博物館に所蔵されている。本稿では、同館で近年新たに発見した古川ロッパ自筆の「5年連用日記」(昭和17年-昭和21年)から、紛失部分を含む終戦前後の3ヵ月を翻刻した。これにより終戦前後の古川ロッパとその一座、東宝をはじめとする興行界の動向を史料から明らかにすることができた。 |