教員情報 |
ヤマモト イサオ
YAMAMOTO ISAO 山本 功 所属 淑徳大学 コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/09 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 公的相談窓口の認知と犯罪被害相談意向に関する町内会加入の効果(研究ノート) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 淑徳大学大学院総合福祉研究科研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (31),79-96頁 |
著者・共著者 | 山本功・佐々木利奈・青柳涼子・渡辺由希 |
概要 | 犯罪被害に関する公的な相談窓口の認知と、相談意向に関して、町内会に加入していることの効果を分析した。自治体や警察の広報紙などによる広報活動によって、公的な相談窓口の存在は市民に周知されている。そうした広報活動とは別に、町内会加入者は、公的相談窓口を認知している可能性がある。これは、社会学上の知見である、「コミュニケーションの二段階の流れ」(Lazarsfeld et al. 1944=1987)が犯罪予防という領域でも同様に観察されえるということである。
千葉市民2204人を対象としたインターネット調査によるデータを分析し、広報紙との接触、メディア接触などと並び、町内会加入の効果を分析した。その結果、町内会加入の有意な効果がみられた相談窓口と、そうでもない相談窓口があることが見出された。 |