教員情報 |
イケハタ ミエコ
IKEHATA MIEKO 池畑 美恵子 所属 淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 初期段階の子どもの事物操作と空間認知に関する事例研究ー発達心理臨床の立場からー |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 発達臨床研究 |
出版社・発行元 | 淑徳大学発達臨床研究センター |
巻・号・頁 | 23,26-36頁 |
概要 | 外界の視覚的把握や、目的的な移動が困難なダウン症児の2年間の療育経過を、事物操作、空間の把握、移動・探索の発達的変化を指標に検討した。対象児は事物操作に関する認知に比べ、空間の把握や空間の移動に困難さをもつ子どもであった。取り組みでは、「運動(手)を起こして目を使うこと」を課題とした。その結果、①手ごたえのある事物操作を十分に経験し、手の操作性の有効性を見いだすことで、目との手の協応性が高まり、物へのかかわりが広がること。②①の変化は、向かい合う相手の動きにも目を向けることにつながり、そこでの人との関係の促進に貢献することが明らかとなった。 |