ホンダ トシアキ   HONDA TOSHIAKI
  本多 敏明
   所属   淑徳大学  コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科
    淑徳大学大学院  総合福祉研究科 社会福祉学専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/09
形態種別 学術論文
標題 累積的排除の遮断と「人格保障」
執筆形態 単著
掲載誌名 淑徳大学大学院研究紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 淑徳大学大学院総合福祉研究科
巻・号・頁 29,41-54頁
著者・共著者 本多敏明
概要 現代の社会保障の大きな課題のひとつは,累積的排除を食い止めることである。安定的な住まいや就労等の複合的な支援を必要とする生活困窮者支援のあり方をめぐって伴走型支援が注目されている。伴走型支援は,現代の社会保障に「人格保障」が欠けていることを指摘しているのではないか。つまり,現金給付や現物給付等の支援だけでなく,被支援者につながり続ける「誰か」・人物が求められている。「人格保障」は応答する身体として関わり合う対人関係ないし人格間関係を営むなかで,(相互)人格保障として実現される。伴走型支援の基礎は(相互)人格保障にあると捉えられる。