アラクニ ケイスケ   
  荒邦 啓介
   所属   淑徳大学  コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/02
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 「[研究ノート]憲法『口語体化』覚書――法制局と文部省との関わりを手掛かりとして」
執筆形態 単著
掲載誌名 洗足論叢
掲載区分国内
巻・号・頁 (44),31-43頁
概要 本論文は、現行憲法制定時の「口語体化」過程につき、当時の法制局参事官・渡辺佳英旧蔵資料(国会図書館憲政資料室蔵)を基礎として、法制局と文部省との関わりを紹介・検討したものである。「口語体化」に際し、法制局では文部省の国語学専門家からレクチャーを受けており、その痕跡が、上述資料中に残されている。それらを基に、法文への国民の《親しみ易さ》を目指した口語体化が、戦前・戦中以来の「国語国字問題」と関連を持っていたことを指摘した。