教員情報 |
アソ ナミ
阿曽 菜美 所属 淑徳大学 看護栄養学部 栄養学科 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 高齢女性における塩味の認知閾値と血圧および食・生活習慣に関する研究
―食塩含有量の少ないソルセイブを用いて― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 千葉県立保健医療大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 13(1) |
著者・共著者 | 阿曽(染矢)菜美、東本恭幸、渡邊智子、細山田康恵 |
概要 | 高齢女性を対象とし,塩味の認知閾値と血圧や食・生活習慣との関連を調査した.塩味の認知閾値の測定には,食塩含浸濾紙「ソルセイブ®」を用いた.塩味の認知閾値をもとに、対象者を低閾値群と標準~高閾値群に分け,年齢,Body mass index(BMI),血圧,罹患歴,エネルギーおよび栄養素摂取量,食事および運動習慣について比較した.年齢,BMI,血圧,エネルギーおよび栄養素摂取量については,いずれも両群間の有意な差はなかった.また,高血圧者の割合や,食習慣に関する質問に対する回答の割合も,両群間で有意な差はなかった.一方,運動習慣に関する質問に対して,体を動かす仕事や運動をよくする,体を動かすことが好きと答えた者の割合は,標準~高閾値群と比較して低閾値群で有意に高かった.以上のことから,塩味の認知閾値が低い者では,好んで体を動かす習慣がある可能性が示唆された. |