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教員情報 |
マツモト ヨシエ
松本 良恵 所属 淑徳大学 人文学部 人間科学科 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/04 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | COVID-19 の身近な感染脅威が予防行動に与える影響―日本人大学生を対象とした研究― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 実験社会心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本グループ・ダイナミックス学会 |
巻・号・頁 | 62(2),139-148頁 |
著者・共著者 | 清成 透子, 井上 裕香子, 松本 良恵 |
概要 | COVID-19のパンデミックは、行動免疫システムと感染予防行動や態度などの関係を検討する格好の機会である。本研究は、感染拡大の鍵を握る若年層(大学生)を対象に身近にCOVID-19の罹患者がいる群とそうではない群を比較し、行動免疫システムから予測される通り身近に迫る感染脅威が予防行動を実際に引き出しているかを検討した。調査は2021年7月5日から21日の期間にオンラインで実施した。有効回答のうち、感染経験者あるいは検査中の回答者(13名)を除外した456名を分析した結果、予測に反して身近有感染群(152名)は無感染群(304名)と比較すると全体として感染回避反応が低く、予防行動を行っていないことが明らかにされた。若年層では病原体曝露によるリスクと人間関係維持による利益間にトレードオフが生じている可能性が示唆された。
本人担当部分:共同研究につき本人担当部分抽出不可能 |