ナガイ ケイイチ   Keiichi Nagai
  永井 恵一
   所属   淑徳大学  経営学部 観光経営学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2021/09
形態種別 学術論文
標題 首里城焼失にみる観光被害の実態と課題の考察
―観光資源における普遍的価値と象徴性の観点から―
執筆形態 共著
掲載誌名 観光研究
掲載区分国内
出版社・発行元 日本観光研究学会
巻・号・頁 33(1),181-185頁
著者・共著者 千葉千枝子、堀木美告、田中靖、永井恵一、黒羽義典
概要 2019年10月の首里城火災は、そのわずか2カ月後に首里城復興モデルコースがルート造成されるなど、対応の早さが際立った。だが、翌年以降の新型コロナウイルスまん延により、観光被害はより甚大なものとなった。本稿では、首里城焼失が観光産業に与えた影響を記録するとともに、首里城のもつ普遍的価値と象徴性について論考した。歴史教育に大きな役割を果たす首里城は、観光メディアのビジュアル要素で貢献するなど、その象徴性が著しい。単なる建造物の焼失という概念を超え、祈りの場への想いが復興を加速させている。