タケモト シンスケ   
  竹本 信介
   所属   淑徳大学  コミュニティ政策学部 コミュニティ政策学科
   職種   助教
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011/10
形態種別 学術論文
標題 戦後日本における外務官僚のキャリアパスー誰が幹部になるのか?ー
執筆形態 単著
掲載誌名 立命館法學
掲載区分国内
出版社・発行元 立命館大学法学会
巻・号・頁 2011(337),373-486頁
概要 本稿の主題は、外務官僚(上級職)のキャリアパスに関する検証であり、対象期間は60年間である。考察の結果、外務省における中枢幹部ポストへの昇進過程において、一定の昇進ルートが確立している傾向が実証された。具体的には、昇進プロセスにおいて「良いポスト」と「悪いポスト」が存在することが明らかになった。この背景には、外務省の「減点主義」に基づく人事評価体制が影響していると推論される。本稿は、同構造が日本外交の方針に与える含意についての考察を、今後の研究課題として提示した。