エンドウ ユリコ   ENDO YURIKO
  遠藤 ゆり子
   所属   淑徳大学  人文学部 歴史学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/03
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 生業からみた村落-近世前期における上野国緑埜郡三波川村の考察-
執筆形態 単著
掲載誌名 立教大学史学会誌『史苑』181号
巻・号・頁 46-73頁
概要 元禄年間に上野国三波川村(現群馬県藤岡市)で作成された、宗門帳の分析を試みたものである。同村の宗門帳は記述が詳細であったため、婚姻や奉公契約によって結ばれていた村内・近隣村との関係を復元することができた。この復元結果と生業上の関係が、互いに影響し合っていることを指摘した。また、三波川村はいくつもの小村から成るという特色がある。そのため小村ごとに、バラバラに経済・政治行動を取ることもある。だが、山利用という目的のためには一つの村として結束していたことを明らかにした。