エンドウ ユリコ   ENDO YURIKO
  遠藤 ゆり子
   所属   淑徳大学  人文学部 歴史学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2003/03
形態種別 学術論文
標題 水利調査を通してみる木島地域の村落
執筆形態 共著
掲載誌名 蔵持重裕研究代表、平成12年度~平成14年度科学研究費補助金基礎研究(C)
出版社・発行元 『開発・環境の変化による山村・里村間の情報・交流と摩擦の研究』
担当範囲 本人担当部分:「水利調査を通してみる木島地域の村落」(p.74~p.99)のうち、p.74~83、p92~p.96を単著、p.88~p.89を共著(共著者は増山智宏氏)。
著者・共著者 共著者:遠藤ゆり子・増山智宏・小林一岳
概要 古代以来の溜め池・用水路と水利慣行を伝える、木島荘(現大阪府貝塚市)における現地調査の成果をまとめた報告書である。
 フィールドワーク調査の成果を踏まえ、中世の木島荘地域(現在の大阪府貝塚市)の水利を復元したものである。調査は、3年間に渡って実施し、取水源や複数の溜め池から、荘内全域の流路(田越しの状況も含む)を地図上に落とすことができた。報告書では、その状況を解説した。だが、この調査後、同地域は圃場整備により、水利の状況は大きく変わった。古代から現代まで、改良を加えつつ継承されてきた荘園内の水利状況を知る、貴重な調査成果を報告書として残すことができた。B5版 全231頁