教員情報 |
エンドウ ユリコ
ENDO YURIKO 遠藤 ゆり子 所属 淑徳大学 人文学部 歴史学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/05 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 中世の紛争と地域社会 |
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | 岩田書院 |
担当範囲 | 本人担当部分:「大崎氏『天文の乱』の一考察」(p.137~p.174)を単著。 |
著者・共著者 | 編者:蔵持重裕
共著者:蔵持重裕・酒井紀美・清水克行・徳永裕之・則武雄一・遠藤ゆり子・黒田基樹・窪田涼子・櫻井彦・小林一岳・増山智宏・深谷幸治・長谷川裕子・藤木久志 |
概要 | 中世の紛争の要因と紛争の展開過程における諸問題を追究した諸論文をまとめたものである。
戦国時代の大崎氏を事例として、戦国大名家に多くみられた、内乱(御家騒動)の実態を明らかにしたものである。天文期における大崎氏の内乱については、「古川状」と呼ばれる史料が伝来する。この史料を分析し、二派に分かれる大崎氏家中の居城が、大崎領内に流れる幾筋かの川沿いに展開していることを明らかにした。その上で、内乱が生じた頃の災害・飢饉情報を整理し、内乱の背景に、川を利用した生業をめぐる対立が存在していた可能性を指摘したものである。 |