マキノ ミユキ   
  牧野 美幸
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/06
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 看護教育にナラティブを取り入れることの意義と方法-文献からの検討
執筆形態 共著
掲載誌名 神奈川県立保健福祉大学誌,2(1)
巻・号・頁 p63-p72頁
著者・共著者 共著者:植村由美子,水戸優子,牧野美幸,朝倉美奈
概要 看護教育にナラティブを取り入れる意義と方法を検討するために、ナラティブに関する56件の文献検討から関連用語、用語の意味あいや効果、ナラティブに必要な能力と教育方法について抽出し、整理した。そして、より効果的にナラティブを取り入れる意義と方法について考察し、以下のことを見出した。その結果、ナラティブの効果として、「相手の全人的理解」「聴く人との関係性を深める」「自己の行為の客観視と意味づけ」などがあり、これらは看護教育において、重要視しているところととても密接であり、看護教育においてナラティブを取り入れる意義は大きいといえる。また、ナラティブを取り入れる方法として、からだ(五感)で患者の話を聴くことを促すこと、学生が自己の既存のイメージに気づくように促すこと、実習体験を意味づけてく学生と看護教師の対話を大切にすること、ありのままに語り合える学生同士の関係性を大切にし、カンファレンスに十分時間をかけること、などが考えられた。
本人担当部分:共同研究につき本人担当部分抽出不可能