サカイ シオリ   
  坂井 志織
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2016/03
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 慢性硬膜下血腫“疾患前”の患者経験――生活に馴染んでいく“症状”
執筆形態 単著
掲載誌名 質的心理学研究
掲載区分国内
巻・号・頁 (15),104-123頁
概要 慢性硬膜下血腫と診断される前の患者経験に焦点をあて、認知症と間違われやすい本疾患が、どのように経験されているのかを、患者視点から明らかにすることを目的とした。失敗しながらも行為が達成でき、連続して同じことが起きないために、老年期の患者には、異変が“老いにまつわる出来事”として意味づけられていた。そして、外来受診時には強い倦怠感や言語障害が出現し、既に主体的に訴えることが難しい状態となっていた。