ナガタ アヤコ   
  永田 文子
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
    淑徳大学大学院  看護学研究科 看護学専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/09
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 在日ブラジル人が医療サービスを利用する時のにわか通訳者に関する課題
執筆形態 共著
掲載誌名 国際保健医療
掲載区分国内
巻・号・頁 25(3),161-169頁
担当範囲 研究全般を担当した
著者・共著者 永田文子, 濱井妙子, 菅田勝也
概要 在日ブラジル人が医療サービスを利用する時のad hoc通訳者の利用に関して静岡県中西部地域で、在日ブラジル人18名に対して3つのフォーカスグループディスカッションを実施し、要約的内容分析を行った。その結果、ad hoc通訳者を介す場合、介さない場合ともにコミュニケーションが正確に行われていない危険性が指摘された。また、ad hoc通訳者は患者と近い立場であるため、プライバシー保護に関して問題があった。医療者側は、ad hoc通訳者に患者や医師の言葉を正確に伝えること、プライバシーの保護について事前に説明することが必要であり、医療専門用語を避けて簡易な日本語で説明することや、文書で渡すことでコミュニケーションが改善する可能性があるため、言葉が通じない患者とのコミュニケーション方法を教育する必要性が明らかになった。