ミヤケ トシヒコ   MIYAKE TOSHIHIKO
  三宅 俊彦
   所属   淑徳大学  人文学部 歴史学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/04
形態種別 学術論文
標題 Coins Collected from the Avraga Site
執筆形態 単著
掲載誌名 AVRAGA 1 Occasional Paper on the Excavations of the Palace of Genghis Khan, New Directions in Mongolian Archaeology Vol.1, Douseisha Japan
概要 2001年より参加している、モンゴル国アウラガ遺跡の発掘調査報告の第1冊である。英文で作成した。
 アウラガ遺跡および、その他モンゴル国内のモンゴル帝国から元にかけての時期の遺跡から出土した銭貨を報告し、合わせて考察を加えた。
 アウラガ遺跡から出土する銭貨の大部分が大定通寳であるが、この様な出土状況はきわめて特異である。同様の出土状況を示しているのはカラコルムの宮殿の遺構である。このことから、大定通寳は王族などが好んで選択的に使用していたと結論づけた。
 また、その他の遺跡から出土する銭貨の銭種組成は、中国本土のそれに類似しており、それらは中国の銭貨流通の影響下にあったと考えた。