ミヤケ トシヒコ   MIYAKE TOSHIHIKO
  三宅 俊彦
   所属   淑徳大学  人文学部 歴史学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2024/03
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 中国の一括出土銭 ―宋代以降を中心として
執筆形態 単著
掲載誌名 淑徳大学人文学部研究論集
掲載区分国外
出版社・発行元 淑徳大学人文学部紀要委員会
巻・号・頁 9,107-144頁
概要 中国の宋代から清代にかけての一括出土銭を集成し、その特徴を分析した。まず北宋から清にかけての各王朝の事例を集成し、その分布や特徴を明らかにした。さらに最新銭を手がかりに、埋められた時期を分析し、王朝滅亡の時期に緊急避難的に銭貨を埋める場合や、銅銭禁止令などの政策に起因している場合などがあることを明らかにした。そして銭種組成の特徴では、北宋、南宋、西夏、金、元では北宋銭を主体として、非常に似通った銭種組成をしていることが分かった。また明や清では銭貨が海外へ流出し、さらに還流している実態が明らかとなった。