教員情報 |
チバ ヒロヒコ
CHIBA HIROHIKO 千葉 浩彦 所属 淑徳大学 総合福祉学部 実践心理学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1993/03 |
形態種別 | 著書 |
標題 | ノンバーバル行動の実験的研究-ダーウィンからアーガイルまで- |
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | 川島書店 |
著者・共著者 | (編著)荘厳舜哉
(共同執筆者)糸魚川直祐・茨木俊夫・今川真治・宇津木成介・加藤哲文・鎌田次郎・鈴木晶夫・荘厳舜哉・千葉浩彦・中道正之・根ヶ山光一・春木豊・益谷真・山田寛・山本利和(15名) |
概要 | ノンバーバル行動を実験的にとらえるときの方法論と、この分野がかかえている未解決の諸問題を提起したもので、総論では、社会、動物、情動表出、臨床場面におけるノンバーバル行動について概観し、動物の分野では、ニホンザルを例に動物の社会的行動研究の基本的パラダイムを示し、そして、人間の分野では、ヒトのノンバーバル行動を構成する各要素についての興味ぶかい研究成果を示した。全320頁
(本人担当部分) Ⅱ部1章 感情体験における顔面表出の役割 -表情 フィードバック仮説とごまかしの研究- pp.141-157. 表情筋の動きが感情の認知に影響を及ぼすという、表情フィードバック仮説を、「ごまかし」の場面を実験的に作って検討した。その際、従来の研究では表情の変化を精確にかつ客観的に統制することができずに問題になっていたが、解剖学的基礎を持つ表情の客観的記述システムであるFacial Action Coding System (FACS)を用いることでこれを解決し、この仮説を部分的に肯定する結果を得た。 |