教員情報 |
エンドウ タカオ
ENDO TAKAO 遠藤 孝夫 所属 淑徳大学 人文学部 歴史学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1988/07 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | プロイセンにおける教育法制定問題とゴスラー法案(1890年)-「国家学校原理」と「宗派主義原理」の対立の構造- |
執筆形態 | 単著 |
概要 | 東北大学教育学部教育行政学・学校管理・教育内容研究室『研究集録』第19号17-31頁
第二帝政期プロイセンでは、教育法の制定は教育政策上の最大の課題であり続けたが、従来のプロイセン・ドイツ教育史研究において、個々の教育法案の議会審議過程に踏み込んだ研究は極めて少なかった。本論文は、ゴスラー民衆学校法案の議会審議家過程を分析し、法案が教育法制定をめぐる「国家学校原理」と「宗派主義原理」という相反する2つの原理の対立構造の下で、廃案に追い込まれたことを明らかにした。 |