エンドウ タカオ   ENDO TAKAO
  遠藤 孝夫
   所属   淑徳大学  人文学部 歴史学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2001/03
形態種別 学術論文
標題 ヘルムート・ベッカーの自律的学校論とドイツ教育審議会勧告
執筆形態 単著
概要 『地方教育行政の在り方に関する総合的調査研究』科学研究費補助金研究成果報告書320-332頁
本論文は、まずヘルムート・ベッカーの教育思想の核心を「自律的人間」の形成を可能にする「自由な学校」の実現を指向する<自律的学校論>と特徴づけ、次のこのベッカーの教育思想が、彼が指導的地位に就いていたドイツ教育審議会の主要な勧告、特に「総合制学校」勧告(1969年)、「構造計画」勧告(1970年)、そして「分権化」勧告(1973年)における学校改革理念として、基本的に継承・貫徹されていったことを明らかにしたものである。