教員情報 |
エンドウ タカオ
ENDO TAKAO 遠藤 孝夫 所属 淑徳大学 人文学部 歴史学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 戦後ドイツにおけるヴァルドルフ学校の再建と「私立学校を設置する権利」 |
執筆形態 | 単著 |
概要 | 『岩手大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要』第18号51-68頁
戦後ドイツの私立学校法制の展開において、1949年の基本法第7条で保障された基本権としての「私立学校を設置する権利」は極めて重要である。本稿は、基本法の「私立学校を設置する権利」の制定経緯をナチズム崩壊直後のヴァルドルフ学校の再建という、新たな歴史的視点から考察したものである。考察の結果、「私立学校を設置する権利」が基本法に規定される大きな推進役となったのはテオドア・ホイスであり、その背景として、ホイスが南西ドイツ地区の文部大臣として、ナチズム崩壊直後のヴァルドルフ学校の再建に協力した史実を明らかにすることができた。 |