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教員情報 |
エンドウ タカオ
ENDO TAKAO 遠藤 孝夫 所属 淑徳大学 人文学部 歴史学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | ナチズム崩壊直後のシュタイナー学校の設置とその推進者たち -1945年設置のマールブルク校を事例として- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 淑徳大学人文学部研究論集第7号、2022 年3月 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 淑徳大学人文学部 |
巻・号・頁 | (7) |
概要 | 本稿では、ナチス・ドイツ崩壊直後、マールブルクのシュタイナー学校の設置を推進した人物たちの経歴や足跡を検討した。アメリカ軍がマールブルクを制圧した1945年3月28日の2日後には、学校設置に向けた協議が開始され、10月8日にマールブルク校は開校した。一連の学校設置を主導したリサ・デ・ボーア、R.ゲーベル、H.シュヴェーデス、W.シューハルトの4人には共通項が確認された。彼らは、第1に青年期にシュタイナー思想に傾倒し、人智学協会等の会員として活動したこと、第2にナチズムへの「精神的な反対派」ないし積極的抵抗者の親や親友としてナチス時代を生き延びたこと、第3にナチス崩壊直後から強い使命感から青少年教育の再建に奔走した人物であった。 |