アサクラ ハルミ   ASAKURA HARUMI
  朝倉 はるみ
   所属   淑徳大学  経営学部 観光経営学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2018/03
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 若年層の海外旅行阻害要因の検証-海外研修プログラムにおけるシンガポールの便益イメージ調査から-
執筆形態 共著
掲載誌名 淑徳大学研究年報
掲載区分国内
出版社・発行元 淑徳大学
巻・号・頁 1
担当範囲 1-6章
著者・共著者 朝倉はるみ、古川裕康
概要 本研究では,若年層の海外研修の阻害要因の特徴について淑徳大学経営学部「短期海外研修(以下,海外研修)」を事例として分析・把握し,同科目非履修者の海外研修対象国に対するイメージ分析から若年層の海外研修参加推奨のヒント抽出を目的とする.
既存調査では,若者層の海外旅行阻害要因として「経済的理由」「現地滞在中の不安(治安,食事,病気等)」「同行者がいない」「言語(が通じない)不安」等が明らかになっており,本研究の事例とした淑徳大学短期海外研修非履修理由(阻害要因)も,上記と同様の傾向であった.しかしながら,女子学生は「現地滞在中の不安」,男子学生は「他国(研修国)や海外旅行への関心の低さ」が特に強く,「同行者がいない(友達が履修しない)」が「経済的理由」に次いで2番目に多かったことも,海外研修の特徴であることを明らかにした.
また,上記海外研修非履修者の履修意向の有無によってシンガポールに関する便益イメージの知覚変化量が多かった要素は感情的便益,次いで社会的便益であり,これらが若年層の渡航先選定に影響を与えることが分かった.