教員情報 |
シライ イツコ
SHIRAI ITUKO 白井 伊津子 所属 淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 『萬葉集』歌における枕詞・序詞と懸詞 ―『古今和歌集』へ― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 筑波大学「文芸言語研究・文芸篇」 |
巻・号・頁 | 第47巻,85-104頁 |
概要 | 地名を導く序詞において、懸詞を介しつつも序詞の文脈が本旨と意味的な関連を持つことに着目し、その様相が二通りに分かれることを説いた。その上で、地名の意味を喚起せしめるという懸詞のあり方を、地名に冠する枕詞に由来するものと捉え、相互の懸詞の関係について論じた。さらにひとつの音にふたつの意味がふたつながらに存する『萬葉集』の懸詞のあり方から、ふたつの意味の並列する『古今集』の懸詞への展開を見通した。 |