ヤマグチ コウジ   YAMAGUCHI KOJI
  山口 光治
   所属   淑徳大学  総合福祉学部 社会福祉学科
    淑徳大学大学院  総合福祉研究科 社会福祉学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/03
形態種別 学術論文
標題 「高齢者虐待防止におけるエンパワメントの意味」
執筆形態 単著
掲載誌名 『平成19年度総合福祉研究』
出版社・発行元 淑徳大学社会福祉研究所総合福祉研究室
巻・号・頁 (第12号)
概要 本稿は、高齢者虐待防止の対応段階の一つである「予防(未然防止)段階」に焦点をあて、高齢者自身の持つ力に着目し、生活の主体者としてその力をどのように発揮し、また、どのように専門職等がその力を発揮させて虐待予防につなげていくのかについて考察することを目的としている。虐待予防に高齢者自身の力を発揮してもらうことは、虐待の発生する原因が高齢者自身にあることを意味するのではなく、高齢者がいつも専門職等から守ってもらうという消極的で依存的な立場にあるだけではなく、高齢者自身が虐待とは何かを知り、自分のできることに気付き主体的に行動することで虐待を未然に予防できる可能性を秘めており、そこに注目していこうと考えるものである。pp45-60