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教員情報 |
コウノ ヨウコ
KOHNO YOKO 河野 洋子 所属 淑徳大学 看護栄養学部 看護学科 淑徳大学大学院 看護学研究科 看護学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001/06 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 産褥期の母子相互関係と看護の構造(第2報)-育児に関する看護過程の分析- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 母性衛生 |
巻・号・頁 | Vol.42(No.2),418~426頁 |
著者・共著者 | 著者:河野洋子 |
概要 | 産褥期の母子9組に対して展開した、育児に関する17の看護過程を研究対象とし、育児に関する母子相互関係と看護の構造について分析を行ったところ、以下の結論を得た。①育児に関する母子の関係性の問題は、子の不快な反応に戸惑い、育児の不安や緊張が強まる関係と子への働きかけが不適切となり、子の健康な発育が脅かされる関係の2つに分類される。②実施した看護は、上記2つの関係性の問題を解決し、母の育児力が高まる母子相互関係に改善させる方向で実施されていた。③育児に関する母子相互関係を整える看護とは、「母の判断する力」「子に働きかける力」「子の反応する力」「子の反応を読み取る力」の4つを発揮しつつ、そこから学びながら育児力をさらに高めていけるよう援助することである。 |