オオグシ カズヒサ   OOGUSHI KAZUHISA
  大串 和久
   所属   淑徳大学  教育学部 こども教育学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/10
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 ML(ミュージックラボラトリー)新システムを用いた
「こどもの歌弾き歌い」に関わる一考察
―「音楽Ⅰ」受講生の調査結果をふまえて―
執筆形態 単著
掲載誌名 淑徳大学教育学部研究年報
出版社・発行元 淑徳大学教育学部
巻・号・頁 創刊号,47-70頁
概要 本学における「こどもの歌弾き歌い」は入学当初から取り組み,指定の曲集50曲全曲を2年次終了までにマスターする.初級14名,中級・上級各24名の3クラス編成(90分1コマ内)でこれらの各受講生に対しより効果的な授業展開を進めるためにはまず受講生の実態を把握しておくことが肝要である.そこで「平成27年度鍵盤楽器の基礎(知識・技能)等に関する調査」として2回の実態調査を実施・集計・分析し2013年秋に設置されたML教室において,その新システムの機能を活用し展開される授業へ今後どのように反映し受講生に還元していったらよいか考察をすすめた結果,入学前レッスン未経験者は楽譜を読む準備すなわち楽典の基礎知識習得をまず徹底し,経験年数にかかわらず今後の伴奏付けに重要なコードネームの理解を重視するとともに,協調性を養うアンサンブル活動をMLシステムの機能を有効に駆使しながら個別学習とグループアンサンブル学習を偏りなく進めていかなければならないことが改めて浮き彫りにされた.