ジグラー・ポール   PAUL ZIEGLER
  ジグラー・ポール
   所属   淑徳大学  経営学部 経営学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/11
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 Bruno Taut's Blueprint for Japanese Society
執筆形態 単著
掲載誌名 国際経営・文化研究
巻・号・頁 Vol.10(No.1)
概要 第一次世界大戦後、タウトは社会主義者として左派に論陣を張ったがそれが故に1933年1月30日にナッチ政権が台頭し、後にタウトやその他の左派の論客が弾圧を受けることになった。日本に亡命した後、タウトは労働者階級を蔑視し、華族や天皇を中心とした社会構造を積極的に肯定した他、日本には祖先崇拝の風習があり、全ての日本の建築家の祖先は小堀遠州であるので、日本の建築家を法律でもって大名にすべきであると提案した。タウトは自由や民主主義を積極的に否定したもにならず、日本を縦社会に戻すことを希望し、そのための青写真も描いていたのである。本論ではこうした矛盾を論究したのである。(全274頁 71頁〜84頁)