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教員情報 |
ジグラー・ポール
PAUL ZIEGLER ジグラー・ポール 所属 淑徳大学 経営学部 経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2003/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | On The Concept of Beauty in A Personal View of Japanese Culture |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国際経営・文化研究 |
巻・号・頁 | Vol.7(No.2) |
概要 | 坂口安吾の『日本文化私観』に於いて、安吾の美意識に問題があると多くの研究者が指摘する。確かに一般的な観点から見れば、坂口安吾が美的なものとして高く評価した「小菅刑務所」、「軍艦」と「ドライアイス工場」は奇妙な美意識に見える。ただし、小菅刑務所の設計者であった蒲原重雄は人間愛の観点に立って設計したことを論究しながら、今まで批判されてきた安吾の美意識の背景にあるのは人間愛であることを本論で論証したのである。更に、軍艦は日本の国際的な性格の表現であり、ドライアイス工場は新しい文化をもたらすものであることも論証した。(全248頁 113〜120頁) |