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教員情報 |
ノダ ヨウコ
NODA YOKO 野田 陽子 所属 淑徳大学 地域創生学部 地域創生学科 淑徳大学大学院 総合福祉研究科 社会福祉学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/10 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 学校社会におけるいじめの集団論的考察-集団内的関係性の組み替え行為としてのいじめ- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本犯罪社会学会編『犯罪社会学研究21』 |
巻・号・頁 | 22-38頁 |
概要 | 学校社会における生徒間のいじめが、多くの場合、反復的ないし継続的行為として現象することに着目し、一連の攻撃的行為を通して生じる、いじめの主体と客体との継続的関係性の質を考察することを通じて、いじめを集団内的な優位-劣位の関係性の組み替え行為として定義したうえで、それが、いじめの主体と客体との直接的な二者関係に限定されない、集団内の諸関係の総体を再構成する作用をもつことを踏まえ、いじめ現象を構成する諸関係の特徴として、いじめの主体-客体の結びつきにおける必然性の欠如、「被害」回避を動機とするいじめへの関与、「いじめっ子」に対する傍観者のおそれの意識とその果たす役割について考察した。 |