教員情報 |
ホシノ ヒデキ
HIDEKI HOSHINO 星野 英樹 所属 淑徳大学 人文学部 表現学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | オスカー・ワイルドの「漁師とその魂」
網にかかったアニマとしての人魚 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国際経営・文化研究 |
巻・号・頁 | vo.16(no.2) |
概要 | オスカー・ワイルドの作品集「柘榴の家」に収められた「漁師とその魂」は、アンデルセンやシャミッソーの影響という観点から論じられる中編であるが、ヨーロッパ以外の文化圏からの説話、意匠、思想などの影響も瀰漫する、世紀末的で耽美的な人魚の物語である。
本稿は、ワイルドが描き出す人魚像の普遍性を、フロイトとユングの精神分析的視座から捉え、現代的なメディアでも取り上げられることの多い人魚の魅力を解き明かす。 |