サトウ ミホ   
  佐藤 海帆
   所属   淑徳大学  地域創生学部 地域創生学科
   職種   助教
発表年月日 2014/05
発表テーマ 「福島において屋外遊びを代替するために設置された屋内遊び場の提供」
発表学会名 日本家政学会 第66回大会
単独共同区分 単独
概要 本報告の目的は、県内の屋内遊び場の整備をしている行政・非営利組織・企業の取り組みについて保護者の視点から問題を探ることである。
屋内遊び場について保護者の2人に1人以上は「広いスペースで子どもをのびのび遊ばせることができる」、「立ち寄りやすい場所にある」などのニーズを抱えているが、それらを充たすだけの要件を備えた屋内遊び場を行政・非営利組織・企業それぞれが提供できておらず、遊びの提供主体ごとに異なる問題を抱えている。また、保護者のニーズを把握し改善する仕組みが不十分である。問題としては、保護者や子どもの屋内遊び場の利用実態やニーズを捉えていないこと、子どもたちひとりひとりの遊びを行政や非営利組織、企業、地域の協働で総合的に支えようという仕組みになっていないこと、単年度予算による事業のため継続が不安定なことがある。