教員情報 |
ヤマニシ テツヤ
YAMANISHI TETUYA 山西 哲也 所属 淑徳大学 総合福祉学部 教育福祉学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2007/11 |
発表テーマ | 学校教育における運動部活動の必要性-体育科教員のインタビュー調査から- |
発表学会名 | 日本スポーツ教育学会第27回大会 |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 於信州大学 |
概要 | 部活動は技術を高めていく過程で部員は多くのことを教員・仲間・スポーツから学び,人間的にも成長していく。それは授業等では教えることができないものである。このように日本の学校教育における部活動の役割は決して学校外に移管してすむ問題ではないことは明らかである。 そこで本稿では,「運動部活動の必要性」「指導の目的」「部活動顧問を担っている理由」を高等学校体育科教員にインタビュー調査を実施し,そこから得たデータを分析・検討し,運動部活動のあるべき姿を考察する。 その結果,運動部活動の必要性では①生徒への教育効果②学校への貢献③スポーツ発展への貢献を挙げ,指導の目的では①競技性の重視②人間形成の重視③思い出作りを述べている。部活動顧問を担っている理由では①教員の想い②部員との関わり③学校・生徒からの要請としながらも負担を感じていることが明確と成った。そして部活動を活性化させるために「顧問・指導者」,「部員」,「環境」の三要因が必要であると指摘する。 |