教員情報 |
ササベ サエ
雀部 沙絵 所属 淑徳大学 看護栄養学部 栄養学科 職種 准教授 |
|
発表年月日 | 2010/07 |
発表テーマ | Alterration in activity and expression of renal NOS and dimethylarginine dimethylaminohydrolase in type 2 diabetic rats |
発表学会名 | The 6th International Conference on the Biology, Chemistry, and Therapeutic Applications of Nitric Oxide |
学会区分 | 国際学会 |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | Kyoto, Japan |
概要 | 糖尿病性腎症は、高血糖状態の持続により腎臓の糸球体の細小血管に障害が引き起こされた糖尿病合併症であり、原因の一つとしてNO産生不全が指摘されている。NO産生制御関連酵素(NO合成酵素とその阻害剤ADMAの代謝酵素であるDDAH)の関与が考えられているものの、そのメカニズムは明らかではない。そこで糖尿病性腎症を発症した肥満2型糖尿病モデルラットを用いて、NO産生制御関連酵素の活性およびタンパク質発現の変動を調べた。その結果、糖尿病性腎症を発症した肥満2型糖尿病モデルラットではNOS活性およびDDAH活性の低下が認められた。腎臓のNOSおよびDDAH活性の変化はNO産生を減少させ、糖尿病における糖尿病性腎症発症進展に影響する可能性が示された。 |