ハラダ コウジ   
  原田 浩二
   所属   淑徳大学  看護栄養学部 看護学科
   職種   准教授
発表年月日 2020/03/21
発表テーマ 45.看護学生の臨地実習におけるコミュニケーション技術の向上の比較~精神看護学実習を軸として~
発表学会名 第33回日本看護研究学会近畿・北陸地方会学術集会
学会区分 地方学会
開催地名 (滋賀)
概要 実習におけるコミュニケーション技術の向上について精神看護学実習を軸として比較することを目的とした。質問紙は基本技術、非言語的技術、自己成長についての理解、クライエントの感情の明確化、人間観の理解などを尋ねる5件法による全30項目のコミュニケーション技術評価スケール(2004,上野)を用いて、最終学年の実習開始前、精神看護学実習最終日、全ての実習終了後に調査を実施。調査した3時点についてフリードマンテスト後、多重比較を実施。有効回答数222人。全項目で実習開始前から精神実習後に有意(<.001)に上昇。精神実習後から全体実習後では7項目が有意(<.05=5項目,<.01=1項目,<.001=1項目)に上昇した。基本技術の平均値は実習開始前3.64、精神実習後3.99、全体実習後4.03。同順に非言語的技術3.61、3.97、4.02。自己成長の理解3.71、4.08、4.08。感情の明確化3.06、3.54、3.55。人間観の理解3.87、4.14、4.13。コミュニケーション技術は精神実習で習得され、その後の実習において維持された。